ことばとペン

文具や子育て、どんでん返しモノなど。

イニシエーション・ラブ

どんでん返し小説の中で個人的に最高傑作だと思うのは「イニシエーション・ラブ」。映画にもなりましたね(未視聴)。

推理物とは違って、「犯人は誰か?」といった点でのどんでん返しではないんだけれど、とにかく最後の1行の破壊力たるや。

基本的に恋愛物(といっていいのか?)なので、通常のどんでん返しファンには物足りない展開ではありますが、騙されないぞ、と思って読んでも騙される。というか「え。どういいうこと?」ってなる。二度見必至の作品なのです。

乾くるみさんの作品はいくつか読みましたが、この作品を超えるものは今のところないです。

ちなみに乾くるみさん、男性なんですね。

(ここもちょっとだけどんでん返し要素?)

イニシエーション・ラブ (文春文庫)

イニシエーション・ラブ (文春文庫)

 

おすすめ度★★★★★